そうだったのか!世界一周が今に活きる、意外なもの。 6年前世界一周した旅人にインタビュー!!〜きっかけ・荷物・必需品・予算・おすすめの場所〜

世界一周が身近になったと言えども、割合的にはまだまだ少なく感じます。
これまでに世界4周してきた僕も、『世界一周経験者に会ったの初めてです』と未だに言われることがあります。

世間は狭いというものの、まだまだ遠い人にとって世界一周は未知の世界のようです。
なのでこれから、世界一周経験者が身近にいない方に向けて、僕の友達を勝手に紹介したいと思います。

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なぜ世界一周に行ったのか

その経験が、どう活きているのか

おすすめのお土産や、必需品

などなど、いろいろ聞いていきます♪

今回話を聞くのは、世界一周後にアメリカに住んだり、面白い人生を歩んでいるとみおくんです!

とみお
とみお
はい!
よろしくお願いします!
僕ととみおが出会ったのは、もう5年ぐらい前になるかな?
とみお
とみお
そうですね。
そのぐらいなりますね
早いね。いろんなことがあったね・・・・
うんうん
とみお
とみお
いやいや、早く本題入ってもらえます?
いただきました。
関西人のツッコミ!
とみお
とみお
毎回ツッコミさせるやん!
とみおはツッコミのキレがいいから、ボケたくなるんだよ・・・
とみお
とみお
まあ、ええけど。
では、本題に入ります!
とみお
とみお
急やな。相変わらず。
じゃあ、もう少し雑談する?
とみお
とみお
いや、ええから!
まずは、今の職業を教えてください。
とみお
とみお
今は地元の奈良県で、観光やイベントに携わる仕事をしています。

面白そうな仕事だね。
とみお
とみお
ほんまに思ってます?
思ってるよ!
とみお
とみお
そうですか。。。
リアクションがちょっと雑だったので。笑
あとは、最近副業で、シェアハウスの管理人も始めました。

絶対儲かってんな〜
とみお
とみお
いやいや。
儲かってません。

世界一周のきっかけ

ご覧の通り、キレのいいツッコミをしてくれるとみおくん。
どんなきっかけで世界一周に行くことになったのか、聞いてみた。

とみおは今、29歳だっけ?
とみお
とみお
そうです。1990年生まれの29歳です。
てことは、23歳の時に世界一周行ったのかな?
とみお
とみお
そうですね。
なんで行こうと思ったの?
とみお
とみお
アメリカに住んでる従姉妹の姉妹が、世界一周経験者だったんです。
従姉妹がアメリカに住んでるってすごいな〜
とみお
とみお
はい。
世界一周後、僕もアメリカに住んでました。
その話はおいおい聞くとして、従姉妹がきっかけだったんだね
とみお
とみお
従姉妹がSNSにアップしているのを見て、その後に僕も従姉妹と一緒に行きました。
え?
一緒に行ったの?
とみお
とみお
そうですよ。3人で

陽の当たり方がバラバラだね・・・
とみお
とみお
そこは勘弁してください。
他になかったので・・・
すごいね〜
どういうところに惹かれたの?
とみお
とみお
3ヶ月で気軽に地球一周できるというワードに惹かれました
期間が決まっているというのが自分の性に合っていたんです。
そうか。3ヶ月って決まってるもんね。
なんでそのタイミングにしたの?
とみお
とみお
自分が大学卒業したのと、従姉妹がまた乗船するタイミングがあったので、2013年11月出発のピースボート第81回クルーズに決めました。

南半球の航路だったよね?
とみお
とみお
そうです!
自分は歴史が好きなので大航海時代に船乗りたちが通った南半球周りを選びました。
いまでも近代的な場所よりもどこか哀愁がある場所を好みます。

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印象に残っている場所・かかった費用について

僕も南半球が大好きなのですが、見所は尽きません。
とみおくんには、どんなところが印象に残っているのでしょうか。

南半球って、見どころ満載だよね!
飛行機では行きにくいところも沢山あるし
とみお
とみお
そうですね。
特にアフリカや南米の南端なんかは、飛行機で行くとやばいですよ。
そうだよね。予算的にもかなりありがたいよね。
どこが特に良かった?
とみお
とみお
そうですね。たくさん良い所見ましたけど。
1番は、イースター島です!

でた!
絶海の孤島!

周囲2000㎞に、人の住む島がないイースター島は、絶海の孤島と呼ばれています

良いよね!
僕も好き特にどんな所が良かったの?
とみお
とみお
海なし県の奈良に産まれた自分にとって、海に囲まれた神秘的な島は”またここに帰ってきたい“と直感で思わされました。

奈良は海なし県だったね。
僕の地元は島だから、海の無い生活は考えられない。
とみお
とみお
それは、本当に羨ましい
ちなみに僕の地元イースター島に似てるんだ。
これ見たら、よだれ出るかもね。

【プロフィール】世界一周から程遠い島を飛び出した、戸田良明の歩み

とみお
とみお
これ見ましたよ。
やばいですよね。地元。
地元を出てから気づく、魅力だね。
話を戻すとして、他に良かったところは?
とみお
とみお
あとは、ウユニ塩湖ですかね。
ここは感動しました。

いや〜
ウユニ塩湖はいいよね
とみお
とみお
ここは楽しみにしていた場所だったんですが、その期待を優に超えましたね。

友達と行ったんだ?
とみお
とみお
一緒に世界一周してる仲間と行ったんです。
船が南米を移動している間に、一時的に船から離れて行きました。
自分たちで、飛行機とか手配したんだ!
とみお
とみお
そうですね。
スペイン語話せる仲の良い友達がいたので、だいぶ助かりました。

綺麗だね〜
とみお
とみお
確か、行ってましたよね?
行ったよ。
大変だった。
とみお
とみお
そうなんですか?
日焼け止めを塗らずに行ったら。。。

こうなった。。
とみお
とみお
痛々しいですね
一度の日焼けで皮が3回剥けた・・・
これからウユニ塩湖行く人は、参考にどうぞ。

海外おすすめ ベスト5〜世界4周経験者が明かす 海外旅行に行くなら絶対に押さえて欲しい場所〜

とみお
とみお
さらなる悲劇が生まれないことを願う
変な質問だけど。
逆に、微妙だなって思った所ある?
とみお
とみお
シンガポールですかね。
そうなの?人気なのにね!
どういうところが微妙だった?
とみお
とみお
南半球の自然を感じたかった自分にとっては、観光地化しすぎてた。。
そういうことね。世界屈指の観光地だからね。笑
とみお
とみお
はい。
程よい大きさだし、回りやすくはありましたよ。
現地に着いてからの予算は、いくらぐらいかかった?
とみお
とみお
トータルで40万円ぐらいですね。
内訳は?
とみお
とみお
有料のツアーを、10万円分ぐらい取ったのと、お土産等で10万円
あとはさっきのウユニ塩湖などに行った費用で20万円です。
ウユニ塩湖は飛行機などを使わないといけないので、少しかかりましたね。
でも日本から行くのに比べたら、ぜんぜん安かったですし、時差や気候の変化を考えると、この方がいいと思います。
南米は特に、日本からだと地球の真反対だもんね。
時差と気候の変化のダブルパンチはきつい・・・

おすすめの船内での過ごし方や、意外な必須アイテムについて

100日間の旅の中で、7〜8割を占める洋上生活。
どんな過ごし方をしていたのか聞いてみた。

では続いて、船内での過ごし方について教えて。
とみお
とみお
なんでもどうぞ!
船内生活での思い出は?
とみお
とみお
船では南中ソーラン自主企画で立ち上げ、それに力を入れていました。

ピースボートの船内では、参加者が企画を立ち上げることができます。
こういった参加者の企画のことを、自主企画と言います。
地元民で集まりや、普段の特技を披露したりと、交友を広めたりすることができます。

とみお
とみお
なので船内での思い出の場所は、練習で使用していたスポーツデッキです。

南中ソーラン?
とみお
とみお
そうです。
せっかく様々な国々を巡るのだから、仲間と練習したものをを寄港地で”日本の文化”として披露出来たのはとても良い思い出になりました。

面白いね。船内で仲間を集めたの?
とみお
とみお
そうです。呼びかけたらすぐに集まりました。
いろんな共通点ですぐに集まれたり出会えたりするのも、船内の魅力ですね。
船内には約1000人いるからね。
いろんな出会いと、きっかけに溢れてる
これは持って行った方がいいよ!
ってのある?
とみお
とみお
かき氷機ですね!
かき氷機?
とみお
とみお
はい。
かき氷機。
好きなの?
とみお
とみお
もちろん好きですけど。
南半球の洋上でかき氷を食べるという、今思えばバカみたいな目標があって、荷物を減らしてまでも持ち込みましたね。笑
かき氷を食べるために、たくさんの仲間が部屋に訪ねてくれました。
いろんな人にあったけど、初めて聞いた。
他に持っていくものあったでしょ。
とみお
とみお
もしもう1回行くとしても、持って行きますよ!
船内で氷もらえるところありますから、かき氷機だけ持ってけばいいです。
今後の船内で流行ったらどうしよう・・・
とみおにとってピースボートの船内は、どういう空間だった?
とみお
とみお
そうですね。『チャレンジできる空間』ですね。
自主企画での南中ソーランや、数々の船内のイベントなどで、忙しく動こうと思えばいくらでもチャレンジできるものは用意されていました。
1番思い出に残っているのは、洋上紅白歌合戦の司会を務めたことです。
拙い司会進行で、本当にあの時を思い出すといまでも恥ずかしいですが、その時チャレンジしたことがいまの仕事でも活かされているのを嬉しく思います。
そうか。年越しクルーズならではだね。
500人の前で司会するのって、なかなかない機会だよね。
とみお
とみお
いや〜本当ですよ。でも恥はかいておくものですね。笑
地球一周を通して多様性のある文化や、幅広い年代層の方々との交流にも触れることのできました。
乗船時の23歳で、今と違い社会人経験もなく、近い年代層の人としか関わりがなかったからですから、とても刺激的な毎日でした。

世界一周後の、意外な歩みとは?

世界一周でいろんな経験とチャレンジをしてきたとみお、その後の歩みを聞いてみた。

世界一周して6年間は、どのように過ごしてたの?
とみお
とみお
そうですね。
世界一周して、アメリカに2年間住んでました。
アメリカ?
とみお
とみお
はい。
アメリカの大学に編入しました。
単に英語を学びたかった訳ではなく、地球上で1番、様々な文化や人が集まる場所に行きたい
という理由でアメリカを選びました。
どうだった?
アメリカの生活は。
とみお
とみお
いや〜すごく貴重な体験ができました。
いろんな国や地域の文化や価値観に触れることができます。
アメリカに住むって、憧れるな〜
とみお
とみお
機会があれば是非!
日本に帰ってきて今は、地元の奈良県で観光の仕事をしています。

世界一周の経験が、今に活きていること

 

最後に、世界一周の経験が今にどう活きているのか。
聞いてみた。

じゃあ最後になるけど、世界一周の経験が、今の自分に活きてると思う?
とみお
とみお
すごく活きてますね!
自分の個性は洗練されましたし、なにより価値観の幅が広がったと思います。
それも約1000人で100日間世界一周をして、とにかく濃い時間を過ごしたからだと思います。
様々な個性価値感が集まってました。
わかる!
価値観が、変わるというより広がるんだよね!
とみお
とみお
広がった価値観や考え方の中から、自分の選択ができるようになったと思います。
あとは、自分に対する捉え方も変わりましたかね。
自分の個性と向き合う時間があったので、今まで自分の好きではなかった部分や、元から自信のある部分もさらに愛せました。
自分と向き合う時間って、こういうゆっくりした旅だからできるよね。
とみお
とみお
はい。すごく貴重な時間でした。
自分への余裕ができましたよね。
周りを活かすことで、自分も活きてくる。そう実感している自分だからこそ、さらに人のことも赦せるし、愛すことができる。
そうすると世界中の誰とでも、いい意味で対等に関わることができると思うんです。
かっこいいな〜笑
いや、恥ずかしいですやん!笑
そうやって自分のこと話せる人も、なかなかいないよ!
とみお
とみお
6年経った今でも、ピースボートに近い場所で”とみお”として関わっていますが、まさに自分自身も活かされているなと感じています。

そうだね。
僕らも出会って5年ぐらいなるけど。共通の友達たくさん出来たね。
とみお
とみお
当時の仲間はもちろんのこと、違うクルーズの仲間も出来ました。
こんなにもピースボートを知っている人がいるのかと最初は驚きました。
最近はあまり関西から出ることのない自分ですが、おかげで今でも『人との出会い』を紡いでいます。
熱い男だな〜これからもよろしくね。
とみお
とみお
とみお:そうですね。まだまだ人生長いので、一緒に面白くしていきましょう!

僕の親友であるとみおが、この6年間なにを考えて過ごしてきたのか。
改めて聞く機会となりました。

もちろん、1000人いれば1000通りの過ごし方感じ方があります。
ただ1つ感じたことは、とみおの旅は続いているということ。
あの時の経験が今の自分を形成し、当時は想像もしなかった選択をしている。

そのきっかけは訪れた土地での出来事であり、共に旅した仲間だと思います。

こんな旅を、皆さんにもして欲しい。
そう思えるとみおでした。

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