世界一周が身近になったと言えども、割合的にはまだまだ少なく感じます。
これまでに世界4周してきた僕も、『世界一周経験者に会ったの初めてです』と未だに言われることがあります。
世間は狭いというものの、まだまだ遠い人にとって世界一周は未知の世界のようです。
なのでこれから、世界一周経験者が身近にいない方に向けて、僕の友達を勝手に紹介したいと思います。
なぜ世界一周に行ったのか
その経験が今、どう活きているのか
おすすめのお土産や、必需品
などなど、いろいろ聞いていきます♪
今回話を聞くのは、世界一周後にアメリカに住んだり、面白い人生を歩んでいるとみおくんです!
よろしくお願いします!
そのぐらいなりますね
うんうん
関西人のツッコミ!
リアクションがちょっと雑だったので。笑
あとは、最近副業で、シェアハウスの管理人も始めました。
儲かってません。
世界一周のきっかけ
ご覧の通り、キレのいいツッコミをしてくれるとみおくん。
どんなきっかけで世界一周に行くことになったのか、聞いてみた。
世界一周後、僕もアメリカに住んでました。
一緒に行ったの?
他になかったので・・・
どういうところに惹かれたの?
期間が決まっているというのが自分の性に合っていたんです。
なんでそのタイミングにしたの?
自分は歴史が好きなので大航海時代に船乗りたちが通った南半球周りを選びました。
いまでも近代的な場所よりもどこか哀愁がある場所を好みます。
印象に残っている場所・かかった費用について
僕も南半球が大好きなのですが、見所は尽きません。
とみおくんには、どんなところが印象に残っているのでしょうか。
飛行機では行きにくいところも沢山あるし
特にアフリカや南米の南端なんかは、飛行機で行くとやばいですよ。
どこが特に良かった?
1番は、イースター島です!
絶海の孤島!
周囲2000㎞に、人の住む島がないイースター島は、絶海の孤島と呼ばれています
僕も好き特にどんな所が良かったの?
僕の地元は島だから、海の無い生活は考えられない。
これ見たら、よだれ出るかもね。
やばいですよね。地元。
話を戻すとして、他に良かったところは?
ここは感動しました。
ウユニ塩湖はいいよね
船が南米を移動している間に、一時的に船から離れて行きました。
スペイン語話せる仲の良い友達がいたので、だいぶ助かりました。
大変だった。
これからウユニ塩湖行く人は、参考にどうぞ。
逆に、微妙だなって思った所ある?
どういうところが微妙だった?
程よい大きさだし、回りやすくはありましたよ。
あとはさっきのウユニ塩湖などに行った費用で20万円です。
ウユニ塩湖は飛行機などを使わないといけないので、少しかかりましたね。
でも日本から行くのに比べたら、ぜんぜん安かったですし、時差や気候の変化を考えると、この方がいいと思います。
時差と気候の変化のダブルパンチはきつい・・・
おすすめの船内での過ごし方や、意外な必須アイテムについて
100日間の旅の中で、7〜8割を占める洋上生活。
どんな過ごし方をしていたのか聞いてみた。
ピースボートの船内では、参加者が企画を立ち上げることができます。
こういった参加者の企画のことを、自主企画と言います。
地元民で集まりや、普段の特技を披露したりと、交友を広めたりすることができます。
せっかく様々な国々を巡るのだから、仲間と練習したものをを寄港地で”日本の文化”として披露出来たのはとても良い思い出になりました。
いろんな共通点ですぐに集まれたり出会えたりするのも、船内の魅力ですね。
いろんな出会いと、きっかけに溢れてる
ってのある?
かき氷機。
南半球の洋上でかき氷を食べるという、今思えばバカみたいな目標があって、荷物を減らしてまでも持ち込みましたね。笑
かき氷を食べるために、たくさんの仲間が部屋に訪ねてくれました。
他に持っていくものあったでしょ。
船内で氷もらえるところありますから、かき氷機だけ持ってけばいいです。
自主企画での南中ソーランや、数々の船内のイベントなどで、忙しく動こうと思えばいくらでもチャレンジできるものは用意されていました。
1番思い出に残っているのは、洋上紅白歌合戦の司会を務めたことです。
拙い司会進行で、本当にあの時を思い出すといまでも恥ずかしいですが、その時チャレンジしたことがいまの仕事でも活かされているのを嬉しく思います。
500人の前で司会するのって、なかなかない機会だよね。
地球一周を通して多様性のある文化や、幅広い年代層の方々との交流にも触れることのできました。
乗船時の23歳で、今と違い社会人経験もなく、近い年代層の人としか関わりがなかったからですから、とても刺激的な毎日でした。
世界一周後の、意外な歩みとは?
世界一周でいろんな経験とチャレンジをしてきたとみお、その後の歩みを聞いてみた。
世界一周して、アメリカに2年間住んでました。
アメリカの大学に編入しました。
単に英語を学びたかった訳ではなく、地球上で1番、様々な文化や人が集まる場所に行きたい。
という理由でアメリカを選びました。
アメリカの生活は。
いろんな国や地域の文化や価値観に触れることができます。
日本に帰ってきて今は、地元の奈良県で観光の仕事をしています。
世界一周の経験が、今に活きていること
最後に、世界一周の経験が今にどう活きているのか。
聞いてみた。
自分の個性は洗練されましたし、なにより価値観の幅が広がったと思います。
それも約1000人で100日間世界一周をして、とにかく濃い時間を過ごしたからだと思います。
様々な個性や価値感が集まってました。
価値観が、変わるというより広がるんだよね!
あとは、自分に対する捉え方も変わりましたかね。
自分の個性と向き合う時間があったので、今まで自分の好きではなかった部分や、元から自信のある部分もさらに愛せました。
自分への余裕ができましたよね。
周りを活かすことで、自分も活きてくる。そう実感している自分だからこそ、さらに人のことも赦せるし、愛すことができる。
そうすると世界中の誰とでも、いい意味で対等に関わることができると思うんです。
僕らも出会って5年ぐらいなるけど。共通の友達たくさん出来たね。
こんなにもピースボートを知っている人がいるのかと最初は驚きました。
最近はあまり関西から出ることのない自分ですが、おかげで今でも『人との出会い』を紡いでいます。
僕の親友であるとみおが、この6年間なにを考えて過ごしてきたのか。
改めて聞く機会となりました。
もちろん、1000人いれば1000通りの過ごし方や感じ方があります。
ただ1つ感じたことは、とみおの旅は続いているということ。
あの時の経験が今の自分を形成し、当時は想像もしなかった選択をしている。
そのきっかけは訪れた土地での出来事であり、共に旅した仲間だと思います。
こんな旅を、皆さんにもして欲しい。
そう思えるとみおでした。