今日の30秒〜ゾンビ企業〜

現代人が1日に受ける情報量は、江戸時代の1年分であり、平安時代でいう一生分
とも言われています。

今を生きる私たちは、それだけたくさんの情報を見聞きし、処理しています。
なんとなく通り過ぎる情報の中に、イマイチわかっていないけど、よく見かける単語。
というのがいっぱいありますよね。

数多く触れるキーワードの中で、本日特に、僕の目に止まった1ワード、を30秒(150〜200文字)で解説していきます。

本日のワード

ゾンビ企業

なんだか騒々しい単語ですね。

テレビのコメンテーターが言ってたのが印象に残りました。

早速、見てみましょう!

~ゾンビ企業~
経営上は破綻しているが、銀行や政府の支援で存続させてしまった企業のこと。
日本ではバブル崩壊(1991~1993年)後、大量に発生。

多くの企業が借金を返せなくなり、貸した側の銀行は多くの不良債権(貸したお金や利息分が返って来ない)を抱えた。
当時国は、不良債権を抱えた銀行を保護することによって、お金が返せない企業も保護するという道を選択。
結果、ゾンビ化した銀行がゾンビ企業を支えるという状況が生まれてしまった。

バブル崩壊の時ということは、既に30年ほど前ですよね。
お金を貸した側(銀行)も、返ってこないとなると一大事です。

もちろん多くの会社は倒産したり完済したりしたのでしょうが、それでもまだゾンビ企業として生き残っている企業も実在している様子。
本来、生産性や収益性を高め、競争を生き抜くというのが企業の在り方。と言われてますよね。

コロナ渦で、多くの企業が厳しい現状に置かれており、銀行等の金融機関に駆け回る経営者もきっと多いことでしょう。
借りる側も貸す側も、常に計画性を持つことが必要ですね。