渡航2週間で感じた、日本とデンマークの違い7選

初めてデンマークに来て、早2週間が経ちました。
今感じている日本との違いや違和感って、そのうち少なくなっていくんだろうなって思っています。

なのでこの2週間で感じたことを、残しておきます。

これをご覧になったあなたがもし、デンマークに行く際、参考にしてください。

ちゃんと調べたわけではなく、そう感じているだけのものもあります。
あくまでも主観ですのでご理解を。

先日、デンマーク留学に関してよく聞かれる質問をまとめたのもありますので、よかったらそちらもご覧くださいな!

①晴れない•日照時間が短い

北欧が寒いことは覚悟していたのですが、思ったより寒くないです。
朝ランニングしてると、ほどよく汗をかくぐらいです。
そしてデンマークは平地なので、ほとんど雪は積もりませんし、そもそも雪があまり降ってませんね。

日本は年始から、雪が積もったと連絡もらいますが、もしかしたら東京の方が寒いのかもしれませんね。
と思うぐらいです。

ただ、予想以上に晴れることが少なく
滞在している2週間のうち、快晴だなって思ったのは3.4日ぐらいです。
あとは基本、写真のように雲がかかってる感じです。

昼間でも、車のライトつけて走ってます。

そして、予想以上にしんどいのが、

日照時間の短さ

です。
これは驚きましたね。
人間、陽を浴びるって大事なんだなと痛感させられました。

なんというか。
気分が上がらないって感じですかね。

日の出は8:30頃
日の入りは16:00頃

時間も短いですし、基本曇ってますから。
より、太陽のありがたみを感じます。

晴れてる日は、外で過ごさなきゃ!

って。
日照時間が短い分、家の中の家具は明るい色が使用されていて、そうやって気分を上げているそうです。

日本と違うな〜

と1番思ったところなんですが。
まあ、この時期の北欧はそんなもん。

郷に入っては郷に従え。

ということですね。
逆に夏は日照時間が長く、夜10時ぐらいまで明るいそうなので、それは期待です。

②建物が低い

東京の都心は、超高層ビルに囲まれてますよね。
ですがデンマークの首都コペンハーゲンでも、あまり高い建物は見当たりません。
高いのでも、6.7 階建じゃないでしょうか。

マンションもこのような感じで、少なくともタワマンは見てないですね。

公園からの景観もとっても気持ちよくて。
すっごい先まで見通せます。


※コペンハーゲン中心部にある公園

遠くの風車も見えて。
再生可能エネルギー先進国の象徴にも見えます。

続いては、家がらみで。

③鍵が、アナログ?

これは、アナログという言い方が正しいのかわかりませんが。
これは結構、びっくりしました。

現在エアビ(Airbnb)二ヶ所目なのですが、どっちの家も

日本ではなかなか使ってなさそうな鍵

なんです。
正直・・・

いつの時代よ!

と思いましたが。
日本とは違って地震もないみたいですし、建物を長く使用しているからか。
鍵もそのままなのでしょうか。

これは別の理由があるかもしれません。
わかる方いらっしゃったら、教えていただきたいです。

④オーガニック食品が特別ではない

北欧は、食の意識が高いとは聞いてましたが。
日本とは違い、そこら中のスーパーで、たくさんのオーガニック食品が、当然のように販売されています。

僕がよくお世話になっているNETTOは、コスパがよくてとてもありがたいです。

 

オーガニック食品とは?
自然に近い環境で育てられた食品。
農薬や科学合成肥料を使用していなかったり、遺伝子組み換えしていない植物や。
抗生物質やホルモンを摂取せず、有機野菜の飼料を食べて育った動物のお肉

 

オーガニック食品は一目でわかるようになっていて。

このマークが付いていれば、オーガニック食品です。

こんな感じで、すごくわかりやすく明記されています。

日本のオーガニック食品って、明らかに高いなって印象だったんですが、デンマークではそこまで金額差がある感じでもなく

どうせ買うんだったら、少しでも体にいいものを。

と、オーガニック系購入未経験者の僕ですら、デンマークではこのマークを見つけては、極力買うようになりました。

これから通う学校の食事も、基本はオーガニックの食品を使っているそうです。

人生で一番健康になる半年間かも?

⑤道路は最低でも4車線

デンマークは健康意識が高いの同様、環境への意識も高い国と言われています。
車の2車線にプラスして、なんと自転車専用の車両も必ず2車線あります。

もちろん中心地では、6.8車線の道路もあります。

日本でも自転車専用道路がありますが、デンマークでは自転車が歩行者通路を走ることはありません
しかも自転車は車同様に、一方方向にしか進めません。

デンマークは高低差が少なく、一番高い山(丘?)でも標高170mぐらいです。

なので、通勤手段が自転車という方がかなり多いようです。

そのお陰か、朝の通勤ラッシュ時間帯でも、車の渋滞はあまりないように見えます。

そして借り方がわからないので、まだ使用してませんが。
街のあらゆるところに、レンタルサイクルや、レンタルボード?もあります。

合わせて、日本では少ないなと思ったのは。

駐車場が見当たらず、路上に駐車していることが多い。

住宅地周辺の道路は、車がぎっしり停まっていることが多いです。
代わりに駐車場代みたいなものを払ってるかはわかりませんが、家の目の前に車が停まってるって楽ですよね。

続いても、街の様子に関して。

⑥ゴミ箱が多い

コペンハーゲンは、ほとんどゴミが落ちてないんですが。
その理由はゴミ箱がたくさんあるからだと思います。

ニューハウン近くの小さい広場になんと。

5つもゴミ箱あります。

こんなにいるのか?

というぐらいあります。
これは確かに、ポイ捨てする方が難しいですね。

東京はテロ対策?もあって、ゴミ箱がだいぶ減りましたよね。
これも、日本と違うな〜

と思った点でした。

⑦駅なのに改札がなく…駅員がいない?

正直、これが一番驚いたのですが。

日本では必ずあるはずの

改札が、デンマークの駅にはありません

※僕の地元の、ワンマン列車とかで稀にそうですけど・・・

ここは一国の、首都です。
中心部はほとんどの駅がシンプルで、内装も同じで。

ライセコート(と読むらしい)という、日本のSuicaなどと同じようなカードもありまして。

クレジットカードでチャージできるカードを

乗車時には緑のind

下車時には赤のud

にかざすという、いたってシンプルです。

これでバスにも乗車できます。

そして何より驚きなのが。

駅員さんが、ほとんど見当たらない

これが結構驚きで、当初ライセコート(デンマーク版Suica)買う時に誰に聞いていいかわからず。
たまたま歩いてた青年に聞きました。


※電車内の様子

ここで気になるのは・・・

無賃乗車する人はいないのか?

だと思うのですが。
定期的に車内でチェックする係の人がいて。
係が乗っている車内の、お客さん全員がチェックされます。

もし無賃乗車が見つかると

1万円以上の罰金になるそうです。

それに比べたら、普通に払ったほうが良いと考えますよね。
確かに、効率良い。

僕も2回ぐらいチェックされました。
ちゃんと払ってるんですが、実際にチェックされると、ドキッとしますね。

終わりに

というわけで、この2週間で感じた

日本との違い

を羅列しました。
まだまだ知らないこと、気づいてないことはたくさんあると思いますが。
これまででも結構面白いなと思います。

今のところ、文化や習慣、環境の違いも楽しめています。

そもそもデンマークは世界屈指の治安の良さを誇るため、その安心感は揺るぎないですし、あらゆることがシンプルでわかりやすいなと思います。
移民政策を取っていて、いろんな地域から人が集まっており、その人たちが住みやすい環境作りを目指す上で、現在に至るのかもしれません。

また新しい発見を忘れないよう、定期的に更新したいと思いますのでお楽しみに!

ラストは、コペンハーゲン中心街にある湖の夜景でお別れです!

ではまた!