現代人が1日に受ける情報量は、江戸時代の1年分であり、平安時代だと一生分
とも言われています。
今を生きる私たちは、それだけたくさんの情報を見聞きし、処理しています。
素通りしているワードの中に、大切なのがいっぱいあるはずです。
数多く触れる中で、本日特に、僕の目に留まった1ワード、を30秒(150〜200文字)で解説していきます。
本日のワード
デバイスフィンガープリント
この言葉を聞いて、正直全く解りませんでした。
なので、前置きは無しにして
〜デバイスフィンガープリント〜(DF)
スマホやパソコン等で、ネット検索を始めとする行動を追跡する技術のこと。
・閲覧ソフト(ブラウザー)の種類
・ソフト(OS)のバージョン
・IPアドレス
・画面の解像度
・ハードディスクの空き容量
・タッチパネルの有無
を組み合わせることにより、9割以上の精度で個人を特定できる。
訪れたサイトや検索結果から、趣味や嗜好を分析し、広告配信に利用されることが多い。
個人情報保護の話って、最近よく問題に上がっていますよね。
欧米に比べ、日本の対策(法整備)は遅れていると言われています。
似た仕組みでクッキーがありますが、クッキーを許可しますか?という確認をされたことがある方は多いと思います。
記憶させることで、何かにログインする際のIDやパスワードを入力する手間を省くことができるという便利な点もあります。
クッキーはあくまでも利用者が承認したものですが、DFはクッキーに比べ追跡されていることを見つけにくく、遮断が難しいという問題を抱えているようです。
企業にとっては多くの情報が入ることで、より効率的かつ効果的にサービスを提供することができるのですが。
便利さと人権、個人情報の保護の観点からも、慎重に進めていく必要がありそうですね。
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