今日の30秒〜鹿せんべい依存症〜

現代人が1日に得る情報量は、江戸時代の1年分であり、平安時代でいう一生分
とも言われています。

今を生きる私たちは、それだけたくさんの情報を見聞きし、処理しています。
なんとなく通り過ぎる情報の中に、イマイチわかっていないけど、よく見かける単語。
というのがいっぱいありますよね。

数多く触れるキーワードの中で、本日特に、僕の目に止まった1ワードを30秒(150〜200文字)で解説していきます。

本日のワード

鹿せんべい依存症

世界的に有名な観光地で起きた悲劇。
何気なく行っていることが、コロナ渦で大きな影響を受けていた。

どんな変化が起きたのか・・・

早速、見てみましょう!

〜鹿せんべい依存症〜
奈良公園周辺にいる鹿が、やせ細っている。
観光客減少の影響を受け、野生に近い健康的な生活を取り戻す鹿がいる一方で、鹿せんべいの依存から抜けられない鹿もいる。
鹿せんべいは草と比べ栄養価が高く、1日1頭あたり60枚以上を食べていたという。
1日5㎏の草を食べる鹿にとってはおやつのようなものだが、大事な栄養源だったことが浮き彫りとなった。

奈良公園周辺に生息する鹿は、約1300頭。
そのうち900頭が鹿せんべいを消費しているとのこと。
人が与えるからこそ生まれてしまった依存。

与えることが悪いとは思わないが、少しだけ、その責任は意識しなければならないと思う。