【そうだったのか!】先輩がピースボートを辞めた理由(ワケ)





僕がピースボートで働きだしたのが4年半ほど前。
1年ぐらいは被っていたが、ほとんど話さずにピースボートを退職し、沖縄に移住した人がいる。
スタッフから一目置かれる存在の彼女をずっと気になっていたものの、職場が遠かったため話す機会がなく。。。。
せっかく沖縄に行くのだからと会い、いろんな話を聞かせてもらいました。

名前は安藤朱里。通称あんじゅ

出身は埼玉県!!!
いきなり僕から連絡が来たことに驚いただろう彼女・・・

いろいろ案内するよ!

と意外にもあっさり、快く受け入れてくれた。

今回初めて知ったのだが、大先輩だった彼女は、年下だった。。。。。
見えないっすよパイセン

あんじゅがスタッフになった理由(ワケ)

2008年の63回クルーズに参加者として地球一周し、その後スタッフになる。
そんなあんじゅがなぜスタッフになったのか

Q:初めての地球一周で感じたことは?
A:日本とは異なる文化や歴史・風景など、あらゆることを知れてとても感動しました。
そして人と人との出会いの素晴らしさと、そこで生まれる可能性にも強く心を打たれました。

Q:なぜスタッフになろうと思った?
A:もっと多くの人に、ピースボートで世界を見て欲しいと思ったから。

Q:スタッフになって感じたことは?
A:年齢や育った環境が違う沢山の人が出会い、共に旅をすることで生まれるおもしろさ。
世界の様々な問題に対して発信し、多くの人に伝えれるピースボートの草の根活動の強さと素晴らしさを感じました。

Q:当時のおもしろエピソードは?あれば・・・・
A:当時はスタッフの募集がなく、空きが出るまで約1年間、事務所の近くでバイトしていました。

僕はすぐに働くことができましたが、そんな時代があったなんて・・・・

ありがたや、今の環境・・・・

5回の乗船、世界3周したあんじゅ。

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あんじゅが沖縄でしていること

沖縄で何をしているのか、聞いてみた。

Q:何の仕事をしているの?
A:わんさか大浦パークで働いています。

初めて聞いた・・・

Q:どんな所?
A:名護東海岸10区の集落がお金を出し合い運営している地域おこしの拠点
地域の暮らしと豊かな環境を守ることを大切にしています。
地域内外の方々とつながり、美しい風景や地域の文化・風土などこの地域ならではの良さを生かして、
やんばるの農村の風景の中で農家さんや地域の方々と関わりながら、
お客様にも地域の人にも関わる人にも喜んでもらえる面白い取り組みを生み出していきたいと思っています。

なんかすごい所・・

Q:沖縄に住んでよかったことは?
A:歴史や文化、さらにはゆったりした生活、素晴らしい自然に触れられること。

Q:大変なことは
A:夏は暑い!

だろうね・・・・

あんじゅが沖縄に関心を持ったきっかけ

あんじゅが沖縄と関わりだしたのは地球一周後だったそうな。

Q:沖縄に関心を持ったきっかけは?
A:スタディツアーに参加したことです。

Q:どんなスタディツアー?
A:米軍基地建設が推し進められている、沖縄の辺野古と高江の現場を見にいくツアー。

なんかゴリゴリ。
さすがです。パイセン。笑

Q:その時何を感じたの?
A:その時現地の方から
「沖縄ではたくさん声をあげているが、届かない現状があるので、本土の人が声をあげて欲しい」
という言葉を聞いて、自分も何かしなくてはいけないと感じました。



あんじゅがピースボートを辞めた理由 (ワケ)

では本題に

沖縄に関心を持っていたあんじゅが、なぜピースボートを辞めたのだろうか。

Q:なぜ、ピースボートスタッフを辞めようと思った?
A:辺野古・高江にもっと近くで関わりたいと思ったから。
日本の本土でもやっていたが、現場で活動する事を決めました。

ここでみなさんに質問です。

沖縄県にある、様々な問題って知ってますか?
正直、僕も最近まであまり知りませんでした。

と言うわけで、まずは分かりやすい映像を見てみよう!

観光で沖縄に訪れた事のある人はたくさんあると思います。
第二次世界大戦で、本土の捨て石にされたと言われる沖縄。
県民の4人に1人が亡くなったと言う、悲惨な地上戦が行われました。
4人に1人ですよ。。。。。
そんな沖縄は今も、様々な問題を抱えています。

Q:辺野古と高江の問題で、伝えたいことは?
A:沖縄がいかに、本土の犠牲になっているかということです。
沖縄の民意が無視され、強制的に行う姿勢は、歴史からの反省どころか、過去を繰り返そうとしています。
これを許していいのか?と私は思います。
辺野古と高江でも、米国と一緒になって、日本政府が基地建設を推し進めています。
本土の人もこの問題の当事者であるということを意識してほしいです。

なるほど。
沖縄だけの問題ではなく、僕たちの住む日本の問題として考えて欲しいと言うことですね・・・・

あんじゅの家から見える、辺野古の北側に広がる大浦湾は、
絶滅危惧種117種、準絶滅109種、最近でも新種や未記載種が次々と発見されており。
北半球最大級のアオサンゴも生息。
生物多様性の重要地点と言われているそうです。

世界中を回って見てきた中でも、1.2を争う綺麗さで、貴重な生き物が沢山生息するこの海

全国のみんなと守っていきたい!

とあんじゅは語りました。

Q:あんじゅが沖縄に来て感じることは?
A:気になったことを、自分の目で見ることの大切さ!
それはピースボートで世界を回り、実際に訪れて感じたことと一緒ですが。

そして何より・・・
もし沖縄にある米軍基地から、ベトナム戦争のように色々な国へ出撃したとしたら・・・・
ピースボートで出会った色んな国の、友達の顔が浮かびます。
沖縄(日本)の基地が、その友達や、その国を傷つける原因になるかもしれないと思うと、ぞっとします。

だから、辺野古の新基地建設も反対で、今、この問題を解決の方向へと向かわせたいのです。
その思いで沖縄に移住し、3年間続けてきました。
すべてのきっかけは、ピースボートで沢山の人に出会ったこと。
なのでピースボートには、今でもずっと感謝しています。

あんじゅの

揺るぎないNOと言う気持ちと行動。

話を聞いて、是非みんなにも知って欲しいと思い、ブログに書きました。

・日常的に繰り返される米兵の事件事故による被害
・日本にある米軍基地の70パーセントあまりが沖縄に集中

様々な問題を抱える沖縄。

今回初めて辺野古と高江を訪れてみて、
現地に住む方の、家と未来を守る戦いを見ました。
他人事ではなく、自分ごととして。

間も無く、あんじゅが沖縄で最も大変だという夏の始まりです。

今年もまた、灼熱の戦いは続きます。

あんじゅ。
共に頑張ろう!

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