現代人が1日に得る情報量は、江戸時代の1年分であり、平安時代でいう一生分
とも言われています。
今を生きる私たちは、それだけたくさんの情報を見聞きし、処理しています。
なんとなく通り過ぎる情報の中に、イマイチわかっていないけど、よく見かける単語。
というのがいっぱいありますよね。
数多く触れるキーワードの中で、本日特に、僕の目に止まった1ワード、を30秒(150〜200文字)で解説していこうと思います。
本日のワード
封じ手1500万円
封じ手とは将棋用語で、よく使われるそうです。
今回の記事は、大注目の藤井聡太二冠(二つのタイトルを持っているという称号)に関する事でした。
勝負飯などはよく耳にしていたのですが。。。
果たして封じ手とはどんな意味なのでしょうか。
〜藤井二冠・封じ手1500万円〜
日本将棋連盟がヤフオクにてオークションを行い、藤井聡太二冠が王位を奪取した第4局の封じ手が1500万円で落札された。
落札された金額(合計)は、九州豪雨被災地への支援活動に使われる。
封じ手とは、日をまたいだ対局の際に、その日最後の一手を紙に記入し、封筒に入れて封をすること。
翌朝の対局は、記入した手を指すことから再開される。
僕は長らく将棋を指していませんが、日をまたぐ対局など、もちろん経験ありません。
プロ棋士同士の対局が日をまたぐことは知っていましたが、どのように中断するかは初めて知りました。
最後の一手を指して終わればいいのに。
って僕は思いました。
そうすると、次に指す棋士が一晩考えられますよね。
将棋は考える時間が制限されています。
なので、封じ手にして、持ち時間の不公平をなくすためだそうです。
ちなみにこの封じ手、通常では二通作成し、立会人と対局会場それぞれ一通ずつ保存されるのですが。。。
対戦した木村九段の提案により、今回は三通作成し、一通をチャリティーに使った。
いくら歴史的対局だったとしても、紙に1500万円は・・・
九州豪雨の被害も、忘れてはなりません。