【ここには行って欲しい!!】ピースボート100回クルーズ・オプショナルツアー 4選




2018年12月に出発する、ピースボート第100回クルーズ。

行き先は、圧巻の大自然と、動物たちが待ち受けている南半球。

僕も今まで、南半球は2周経験がありますが、大好きな航路です。
出発まで半年を切ったこのクルーズはすでに、現地でのツアーを受付開始しています
オプショナルツアーの冊子は、100回クルーズの申込者全員に送付されています。
※この冊子は、毎クルーズ出発の10ヶ月前頃を目安に届きます。

これがまた、130ページ近い分厚い冊子なんです。
1つの寄港地に、約10種類のオプショナルツアー。

内容や予算的に、どれを選んでよいものか・・・・と悩む人も多いと思います。

わかりますよ〜
南半球の見所は、飛行機や宿泊を伴うツアーが多く、10万円を超えるものもあります。

そこで今回は、100回クルーズのクルーズディレクターであるタナオさん
なるべく予算を抑えたいあなたも、

これだけは行ってくれ〜

という間違いないツアーを、4つ選んでもらいました。

田中洋介
ニックネーム:タナオ
生年月日  :1978年11月1日
出身    :東京都多摩市
25歳の時、前職の退職をきっかけに地球一周を経験。
その後スタッフになり、今回で地球は12周目。
※南半球は4周目

オプショナルツアーを申し込みたい!その前に・・・

オプショナルツアーを申し込むには

⬛クルーズに申し込みする
⬛申し込み金の入金(船賃の5%)

が必要になります。
ツアーの申込をしたい方は、まずそれを済ませてください。

ツアーの申し込み方法はいたって簡単。
ツアーの冊子の中に申込書が入っています。
希望のツアーに○をつけてFAXで送るだけ。
すでにキャンセル待ちになったツアーもあるようですから、まだの方はお早めに!

※場所によっては、ツアーを取らなければ降りられない港もあります。

では、タナオさんオススメのツアーを紹介します。
※オプショナルツアーの冊子を片手にご覧あれ!




①ケープタウンIコース【ケープタウンのタウンシップ訪問】

 

肌の色によって厳しい人権弾圧が行われたアパルトヘイト(人種隔離政策)。
この人種隔離政策は、1994年まで続いていました。
しかも40年間も。。。
人が人を差別する事を、法律として定められていたんです。

いまでこそ法律は撤廃されましたが、その差別は色濃く残っています。
このツアーでは、当時の黒人居住区タウンシップを訪れます。
若者達が抱える問題や、現在の南アフリカの話、さらには南アフリカの伝統音楽にも触れることが出来ます。

まさに、地元の方との交流を体感できるコースです。
なかなか行けない国で、その国の人々と交流をする。
今無きなき、ネルソンマンデラ大統領が生前臨んでいた、他民族国家の虹の国のを見にいきましょう!

②リオデジャネイロKコース【カリオッカの子ども・若者に出会う】

 

このツアーは、サッカーが好き、サッカーは出来ないけど応援だけでもしたいはもちろん。
サッカーとストリートチルドレンがどう教育や養護につながるのか、自分の目で検証、交流してみたいという方にお勧めです。
そして、ブラジルで何をするかまだ決めてない人は是非行って欲しい。

記憶に新しい2014年ブラジル・サッカーW杯、2016年リオデジャネイロオリンピック。
サッカー大国でもあり、現在は経済大国でもあります。
資源大国であるブラジルでは、貧富の格差からさまざまな社会問題が解決できずにいます。

私たちが訪れるスラム街ファベーラでは、暴力、犯罪、麻薬などから起こってしまう家庭内暴力を受け、自ら路上生活を選ぶ子ども達もたくさんいます。
光の見えない閉鎖感ある家庭から抜け出すことが、自由だと思ってしまう。
そんな状況の子ども達も、やがては暴力や犯罪に走ってしまうという負の連鎖を断ち切る為、ストリートチルドレン養護施設は活動しています。
このツアーでは、その施設の一つであるサンマルチーニョ慈善協会を訪問します。

子どもたちに将来の夢を聞くと、サッカー選手マフィアのボスという、私には結びつかない2択をあげる子どももいいるそうです。
これも、ブラジルの社会を表していると思います。

ピースボートでは居場所を作ることで、路上生活から抜け出す大きなきっかけになると考え、サンマルチーニョ慈善協会と連携して、小さなサッカー場を作ろうというプロジェクトを行いました。
日本で街頭募金を行い、2014年に小さなサッカー場を建設しました。
最初は照れていた子どもたちも、サッカーになると目の色が変わります。
ブラジルのサッカーの強さの秘訣の表れでしょうか。
子どもたちにとって、仲間とサッカーができることが生きがい。
ということを感じました。

現在航海している98回クルーズでも、W杯中のロシアで、ホームレスの青年とサッカー交流を行いました。
参加したメンバーからサッカー交流は間違いないツアーです・また行きたいという反応が多かったと報告を受けています。
その一言だけでも。このツアーの意義が伝わります。

サッカーは世界を変え、世界をつなげます。

③ブエノスアイレスFコース【ブエノスアイレス観光と五月広場訪問】

 

先ほどのサッカーとはうって変わって、今度は歴史社会問題を検証してみたい方にお勧めです。

突然ですが

みなさんは、自分の大切な家族や友人恋人が目の前から突如としていなくなったらどう思いますか?
正直私も想像したことがありませんでしたが、少し前の軍事政権下にあったアルゼンチンで、そのようなことが日常的に起こっていました。
戦争、そして軍事政権化の国では、理解できないような弾圧拷問誘拐など残虐なことがまかり通ってしまいます。
理不尽な出来事の被害者が、今もなお苦しんでいます。
40年たった今もなお関係者の女性達は五月広場にて被害を訴えを、真相を解明する為に休まず続けました。
その結果、実際に100名以上の身元が判明したと言われています。

軍事政権当時のリアルな証言、またおばあちゃんたちが活動を続けている理由は何か。
地球の反対側で、高齢化したおばあちゃん達の、本気で活動する生の声を聞けるチャンスは、他ではありません。

こうした負の歴史を繰り返さないために、私たちに何ができるのか、どうすべきなのか、

ピースボートならではの検証コースです。

 

④イースター島

イースター島は小さな島なので、大型客船が着岸できる大きな港がありません。
なので船は沖泊りとなり、8〜10人乗りのテンダーボートを使って上陸します。

また、イースター島自体が国立公園なので、入園料が必要になります。
なので、自由行動が希望の方も

Gコース【イースター島フリー】

が必要です。
せめてこれは取らないと、島への上陸すらできません。

イースター島はモアイ像が見所、というより見るところはモアイ像がほとんどです。
一番多くのモアイが見れるのは

Cコース【イースター島観光③】

です。
15体のモアイが並ぶアフ・トンガリキモアイ製造工場と言われているラノ・ララクでは、たくさんのモアイに出会うことができます。
他にも、世界一きれいと言われるオロンゴ岬や、ラノカウ火山が見れるコースがあります。

調整がつけば、イースター島での交流コースも発表になるかもしれません。
そちらのコースも面白いと思います。

まとめ

というわけで、タナオさんに4つ選んでもらいました。

オプショナルツアーの申込しても、キャンセルや変更もききます。
※規定の期日までは※
なので、迷っているツアーがあれば早めに取ることをお勧めします。
特にイースター島に関しては、ツアーを取らなければ降りれませんから、それだけでも取ってください。

冒頭にもお伝えしましたが、すでにキャンセル待ちになってるツアーも出てます。
100回クルーズの航路は、飛行機ではなかなか行けない場所が多くあります。
一生に一度かもしれない寄港を最大限楽しむために、早め早めに計画を立ててみてはいかがでしょうか。

ご協力いただいたタナオさん、ありがとうございました。

100回クルーズ楽しそ〜

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